ハウツー本って役にたちますか? 広辞苑 第六版「ハウツーもの」 実用的な技術や方法などを簡便に解説した手引書。所謂、ハウツー本、ハウツーものはもともと、イメージがあまり良くなくハウツー本の中でも、他の ハウツーをけなしているケースもあったりして、、、20代の頃の僕の考えは、自ら見出した考え方に価値があって、人に言われたことの空真似はカッコが悪いなどと思っていましただからと言って20代の頃から、全然本を読まなかったわけではなく悩み事などがあればそれに関する本を漁っていました今、後悔していることとして、悩みのあるときにでも、ハウツー本を軽視していた為か、その時、悩んでいた項目のみに関する安い文庫本をその場でチョイスして選ぶ傾向にあり、最近、読むことの多くなった「王道」とか「ベストセラー」とか呼ばれる本は一般的に文庫化(安くならない)しないこともあって、なかなか触れ合う機会がありませんでした。実際にベストセラーのハウツー本を読んでると今まで読んでたものよりずっと読みやすく、こんな考え方もあったのか!?と驚くことがしばしば。ベストセラーはもうみんなが呼んでるし、出し抜けないやんみたいな考えも邪魔してたのかな〜若いなりの浅はかさですね^^;本格的に読むようになったのは、会社に2歳年上の後輩が途中入社してから教えて貰う機会ができ本に関わらずその人のおかげで、内向きだった僕の心は、良い意味で壊れたと思います。特に最初に教えて貰った本が衝撃的で、「金持ち父さん 貧乏父さん」 ロバート・キヨサキ著トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」でもピックアップされている不労所得重要性を説いた本ですが、家や車など、維持するのに毎月支出を伴う資産は、「負債」としてカウントするといったところが肝で、実際この本を読むまでは、いち早く良い車、大きな家を買うことが資産を手にいれることであり、漠然とした目標になっていたと思います。勿論、今も欲しいもの、手に入れたいものとして変わりはあませんが、3年前に大好きな自動車を売り払い、バイクに切り替えました。年間維持費40万円 → 10万円以下大きいですね!今でも、ハウツー本の影響をただ間に受けるのは、良いとは思いませんが、先人が長年かけて考え抜いて積み重ね、語り継がれた思想を知ってから自分に落とし込んで考えることが重要なんだということがようやく分かって出来ることであれば、20代の頃の僕へ、また、今の若い世代へ、是非お金をかけてでも(勿論、図書館や古本屋も駆使して)読んで欲しいと思う次第です。◾️以下、読んで良書と思ったものを列記します 「人を動かす」 デール・カーネギー著著者は1955年に亡くなっているぐらい古い本ですが、現在も王道中の王道で、 ハウツー本の元祖とも呼ばれたりしているけど、僕には新しく思えるぐらいの思想でした。主に対人関係においての心構えについて的確に指摘。「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 著最近のベストセラー。フロイト、ユングと並び日本では馴染みの少ない「心理学の三代巨頭」呼ばれるアドラーの思想について、対話形式で紹介している。感想として、自身の置かれた立場を起点にして前向きにスタートを切れる気持ちにしてくれる本。過去にも岸見さんのアドラー心理学についての本を読みましたが、正直文章が上手でなく、今回、対話形式でわかりやすくしたのが良かったと思います。「成功の9ステップ」 ジェームス・スキナー著タイトルに数字が付くとハウツー感が全面に出ますね。「7つの習慣」を書いたスティーブン・コヴィー氏のお弟子さんとのこと7つの習慣は読んでないけど、著者は日本暮らしが長く日本人の目線に置き換えて解説しているところが、分かりやすいです。端的に、目標に向かうための道筋を具体的に作っていくこと優れた本だと思います。ただ、一部で著者がアメリカの少数派キリスト系宗教を思わす発言が見られるところがあり、全てを受け入れられるという印象ではないですね^^;ーーーーーーーーーーーーーーーこれらの本を実際に読んで、実際に成果はあったのかということが重要なのですが、残念ながら目に見て分かりやすい形ではないですね。もともと、人見知りで人付き合いが苦手で、自己中、浪費家、お調子者ですから、人様のレベルに近づけれてたら良いなぁと思います。 [1回]PR